結婚の一歩手前で行われる、家族にとっての大事な婚約のイベントです。
よく結納と顔合わせは違うのかと聞かれますが、結納はきっちりと形式やルールが決まっている伝統ある「儀式」となります。
結納は、むかしは仲人さんが取り仕切ってくれましたが、最近は両家の親とご本人たちで行う形が主流のようですよ。
ここ最近多いのは「顔合わせ」。
この「顔合わせ」は、結納のような儀式ではありませんから気持ち的にも少し軽やかに過ごしていただけますが、これから結婚式を挙げるご家族にとっては、とても貴重な意味ある日となります。
顔合わせって何をするの？
顔合わせ、または顔合わせ食事会と呼ばれています。
両家の親同士がお会いし、食事をしながら親睦を深めることとなります。
時間帯はお昼間です。ディナーではありません。
結納のように流れや金品のやりとりなどの決まりはありませんから、挨拶をして、お話をして、お食事をして。。。と、和やかに共に過ごします。
挙式のことは新郎新婦様がいろいろ考えているようですので、その詳細をいろいろと聞いておくのもいいですね。また、ご両親の当日の衣装や美容の打合せもするにもちょうどいい日です。
よく当日の支度の際、新郎さまのお母さまが「今日のこと何も聞いてない」「会場に来ればいい。としか言われていない」などとよく聞きます。逆に、新婦さまのお母さまはいろいろ相談されたりお話しも聞いているようで、かなり当日のことを知っています。
男の子はどうしてもそうなりがちかもしれませんが、ちょっと気になりますよね。
この際いろいろ結婚式当日のこと聞いておきましょう。
また、親御さまは自分たちのことはもちろんのこと、招待する親戚のことなども相談しておくと挙式当日の心配事が減りますよ。
食事会はどこでするの？何を着ていったらいいの？
どこで？
お食事会はホテル、料亭、レストランなどで行うことが多いようです。
式をあげる場所にレストランが併設している場合、下見を兼ねてそこで行われる方達もいらっしゃいます。
また、どちらかの家族が遠方の場合は、宿泊もできるようにホテルでされる方もいるようです。
料理は日本食でもイタリアンでもフレンチでもお好きなもので大丈夫ですが、ご両親の好みに合わせるのがいいですね。
ただ、お部屋は「個室」にします。
今後のお話をする晴れの日ですから、きっちりとした個室を予約しましょう。
当日の衣装
新郎さま： ブラックスーツ・ダークスーツ・紋服
新婦さま： 振袖・訪問着・ワンピース（露出の少ないものを）
お母さま： 訪問着など・ワンピースやスーツ
お父さま： ブラックスーツ・ダークスーツ
兄弟姉妹： ワンピースやスーツ・学生なら制服もOK
主役のお二人に合わせ、そして両家のバランスを揃えるのがベストとなります。
主役（新婦さま）がお着物を着るのでしたら、お母さまたちもお着物にするのも素敵ですね。
必ず何を着るか相談をしておきましょう。
また、洋装の場合は靴も綺麗にして、靴を脱いで上がる場所のときは靴下の穴あきにも注意しましょうね。
まとめ
婚約の記念に、記念品を交換するカップルもいるようです。
またカメラマンにお願いして、お写真を撮るご家族もいらっしゃいます。
これから先、親戚として長く付き合っていくご両家のスタートの日。
良き思い出の1日となりますように。。。
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