振袖などの変わり結びで使う「仮ゴム紐」って何?

振袖変わり結び
「仮ゴム紐」は変わり結びを作るのに使用します

最近の貸し衣裳や呉服屋さんの振袖セットには必ずと言っていいほど入っているのが「仮ゴム紐」。

これは土台の真ん中が三重や四重などのゴム紐で分かれていて、帯の変わり結びを作るときにこの分かれたゴムに羽根を引っ掛けて作るものです。

三重仮ゴム紐
色やデザインは様々ですが、これが一般的な仮ゴム紐です

一つずづ羽根をゴムで結わいて腰紐で縛り抑えて…と、昔はこの作り方ですね。

緩まないように、羽根が外れないように、万が一背もたれに押し付けたても崩れないように。

最新の注意を払って、しっかりと結び止めていたと聞きます。

着付師も大変ですが、着てるお嬢さんたちは胸に当たる紐が1本増えるんですから苦しいはずです。

このように腰紐で帯を作ることもできますが、バラエティーの多さは断然仮ゴム紐の勝ちです。

そしてお嬢様たちの体がすごくラクなんです。

これを作ったのはどこかの着付け師さんだと聞きました。

素晴らしい!!

世の中の着付け師は絶対にそう思っています。

振袖はもちろん、訪問着の変わり結びでも「仮ゴム紐」は使いますし、浴衣の帯結びに使うこともできますよ。

本当にすごいアイテムなんです。


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