初夏の文様 【紫陽花】

お着物や帯などに描かれる文様・柄にも由来であったり、「意味」が込められています。

中には季節に限りがあるものもあり、日本の四季の豊かさを感じさせてくれますね。


6月の入り雨がよく似合う「紫陽花」が気持ちを癒してくれる季節になりました。

青系、ピンク系、白系、紫系と同じ花とは思えないくらいに色も形もさまざまで、小さな花がたくさん集まって丸く咲く姿はなんとも可愛らしいですね。

「紫陽花」の花言葉は「移り気」や「高慢」「辛抱強さ」などが有名ですが、小さな花たちがぎゅっと集まって咲いている姿から「家族団欒」「和気あいあい」とポジティブなイメージの花言葉もあるそうです。

また花の色によって花言葉が変わってきます。

白は「寛容」
青は「忍耐強い愛」「神秘」
ピンクは「「元気な女性」」
などなど

面白いですね。

同じ花でも国によって花言葉が違うようですので、これはまた別の時に。

梅雨の花 紫陽花(あじさい)

やはりこの紫陽花は6月7月の初夏に咲く花ですので、夏の着物、帯や浴衣に用いられています。

ブルー系で涼しく演出したり、小さな花が集まる姿で華やかに飾ったり、見事な染めのグラデーションで紫陽花らしさを表現したり。

目で見て癒され、着て季節を味わう。

なんて素晴らしいんでしょう。

今だからこその季節のコーディネートをぜひ楽しんでくださいませ。


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