メンズもかっこよく着物が着たい1

ここ最近では男性専用の着付け教室や、男性専門の呉服屋さんなどもいくつも出てきました。

たしかに男性用の普段着は、女性に比べて手順も少なくシンプルですから「簡単だ」という人も多いです。
でも、実はとても奥が深いんです。

順に見ていきましょう。

下着

まず男性の下着ですが、上は着物用肌着でもいいですし、首がU字に開いた半袖シャツでも使えます。
そして下はステテコですね。ステテコを履くと腿へのまとわりつきも防いでくれますから歩きやすくなります。
もちろん素材はコットン(綿)や夏場は麻などの天然素材がベストです。
ポリエステルなどの場合は静電気が起きやすいのでオススメしません。

下着の色は何色でも構いません。
ただ呉服地、特に浴衣が白などの場合は透けやすいのでその辺だけ覚えておいてください。


これらの下着がしっかり汗を吸ってくれて、そしてすばやく蒸発もしてくれます。
直に長襦袢や半襦袢を着ると汗染みにもなりやすいですし、汗脂などで汚れます。必ず下着を着ましょうね。

補正

男性の場合は女性のように胸を押さえたり、おはしょりを作ったりしません。
腰紐も帯も、腰で絞めていきます。まさに「腰で着る」そのものです。

ただ男性の体系は直線的です。
お尻も腰骨も小さめでお腹もペタンコ、人によっては全く引っ掛かりがありません。


「花火大会で帯が落ちてしまった」
「歩いていたら紐が上にあがってきた」
という話しも聞くくらいです。

普段お着物で過ごされている男性の動きを見てみると、上半身はそんなに動きません。まさに流れるような動きをされています。
しかし一般の人はこんな風には動けませんよね。だからこそ腰紐はしっかり絞めますし、帯だってきっちり巻きます。

「お腹のお肉がたっぷりあるから補正はいらない」とおっしゃる方もいます。ただそういう場合、逆に腰がくびれていたりするんです。そうすると帯が落ち着かず・・・なんて事もあるので、その人それぞれの体にあった補正をしていくんですよ。

補正は着付けの際の絞めから体を守ってくれて、動きによる乱れを最小限に押さえてくれる。
そういう大事なステップです。

これで準備は整いましたね。

それでは着物を着ていきましょう!


ブルージュは着付けの専門店。お家で着物をきてみませんか?
問合せはメールフォームからどうぞ。また、インスタのDMやラインのメッセージからでも、お気軽にご連絡ください。
お待ちしてます!

友だち追加

LINE公式アカウントへ登録すると、メッセージから気軽に問合せや予約ができます。