変わり結び。
アレンジ結びとも呼びますがお太鼓結びの格好よさとはまた違う、華やかさと遊び心がググっと上がります。
訪問着での変わり結びは
条件さえ合えばできます。
ではその条件とは何かというお話しです。
結婚式など式典への参加される場合
式典ではお着物のルールが厳密に定められています。
変わり結びができる基本条件は「未婚」であるということ。
しかし、中には「結婚したばかりで年齢もお若い」という事でお母様からの依頼を受けて変わり結びをする場合もあります。
もちろん変わり結びのことはお話しした上で、それでもという場合です。
ただどんなに若いお嬢様でも、着付師から薦めることはありません。
特に、ご主人様と一緒に参列される場合は「お太鼓結び」が通常の帯結びになります。
パーティーに参加される場合
カジュアルなパーティーであれば既婚未婚問わず、変わり結びを楽しめます。
ただし、そのパーティーの格を見極めてください。
一つ覚えておいてください。
変わり結びをすると帯にシワが入ります。
どうしても羽根を作るためにひだを作ったり結んだりするので、折りジワが入りますから「シワが入ってもいい」という帯を使用しましょう。
また、飛び柄、ポイント柄の帯は変わり結びには向きません。
なぜなら、それらの帯はお太鼓の時に綺麗な柄が出るように作られている。そうです。飛び柄・ポイント柄はお太鼓様なんです。
柄を意識するのでしたら、全通や六通の袋帯を使用するのがベストですよ。
そして訪問着用の変わり結びの形は、お着物とのバランスを考えて振袖よりも控え目になり、基本は「お太鼓系アレンジ結び」となります。
お友達とのパーティーなどでしたら、たまは変わり結びで遊んでみるのもテンションが上がって楽しい
ですよ。
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