七五三 〜神社仏閣でのお参りについて知っておこう

七五三のお参り

もともと七五三は旧暦の11月に氏神様(うじがみサマ:その土地の神様)へ、子どもの成長と健康を感謝し報告する儀式です。

こちらで詳しく説明してるのでよかったら読んでください。
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神社仏閣どこにお参りに行けばいいの?

秋になると可愛いお子さまたちの姿を、様々な神社仏閣で見かけることができます。

まずはどこの神社仏閣に行くか悩まれるかと思います。
もちろん、お参り先は神社でもお寺でも構いません。

当日はご家族のほかに「両家のおじいさまおばあさまも一緒に行かれるのか」なども考慮してお決めになってください。

もし迷われるのでしたら「どこの神社仏閣に感謝をしたいか」そういう視点で決めるのは本来の意味からすると最も正しい決め方かもしれません。

近所で近いところや普段よくお参りに行くところ
家族にとっての懐かしい思い出があるところ
有名なところ

特に厳密なルールがあるわけではないので、だいたいこのパターンから選ばれるとよろしいのではないでしょうか。

お家から近いところでしたら、お子さまが小さな時分や赤ちゃんがいる場合にはラクでいいですね。

また地元のご縁があるところや、お父さんお母さんが子どもの時にお参りした神社仏閣に行かれるのも楽しいですね。おじいさまおばあさまも一緒に思い出話に花が咲くことでしょう。

有名な神社仏閣は写真に映える風景も多くあります。
こういう節目の機会ですから皆さんで参拝してみるのもいいですよね。

神社仏閣でのお参りのしかた(作法)を確認しておこう

ではお参りのしかた(作法)を説明します。

神社仏閣の敷地の中はとても神聖な場所ですので静かに過ごしましょう。走り回ったり大声で騒いだりしないしないでください。

神社の参道は神様の通り道ですから、真ん中はよけて歩きましょう。

入り口

神社でしたら鳥居の前、お寺でしたら山門の前で一礼します。
神社には神様が、お寺には仏様がいらっしゃいます。なのでちゃんと入り口でご挨拶をするんですよ。

手水舎(ちょうずや)

柄杓を使い手と口を清め「禊(みそぎ)」をします。
(1)右手に柄杓を持ち水をすくい、左手を清める
(2)柄杓を左手に持ちかえ右手を清める
(3)もう一度柄杓を右手に持ちかえ、左手に水をため口をすすぐ
(4)そのまま柄杓を立て残りのお水で柄杓の柄(え)を洗い流し、元に戻す

一度すくったお水で全ての流れをします。

手を清める時、口をすすぐ時、お着物を濡らさないように注意してください。

お線香をあげる(お寺のみ)

香炉があればお線香を炊いて煙を体にあててください。
これは身を清め、体の悪いところを祓ってもらうという意味があるそうです。

また、ロウソクを灯すところがありましたら、仏様へ感謝の気持ちとしてロウソクを捧げてもいいですね。

お参り

いよいよ本殿に到着しましたらお参りをしましょう。

神社の場合
基本は「二礼二拍手一礼の作法」となります
(1)お賽銭をそっと入れ身を正す
(2)二礼 神様に深く礼をする
(3)二拍手 2度柏手(かしわで)をうつ
(4)手を合わせたまま「感謝の気持ちと名前、願い事」を伝える
(5)一礼 手をおろし、最後に一度深くお辞儀をする

お寺の場合
柏手(かしわで)はうちませんの、間違えないようにしてくださいね。
(1)お賽銭をそっと入れ身を正す
(2)二礼 深く礼をする
(3)手を合わせたまま「感謝の気持ち」を伝える
(4)一礼 手をおろし、最後に一度深く礼をする

神社・お寺によっては作法が異なることもありますので、確認をしてみるとよろしいかと思います。

ご祈祷を受ける場合

参拝だけでなくご祈祷を受ける場合、神社では「初穂料(はつほりょう)または玉串料(たまぐしりょう)」お寺では「御布施(おふせ)」が必要となります。

ご祝儀袋に「初穂料または玉串料」「御布施」と書き、その下にお子さまの名前を書いてください。

当日、ご祈祷の受付で祝儀袋ごと渡します。
金額は5,000円〜10,000円のところが多いようですが、それぞれ違いますので必ず確認をしておいてください。

また祈祷の予約が必要かも確認をしておくといいです。

時期によって変わるところもありますからね。

東京の有名な神社仏閣を紹介

では、東京23区内の有名な神社仏閣を一部のせておきます。

芝大神宮(港区)

芝大神宮

〒105-0012
東京都港区芝大門1-12-7
03-3431-4802

虎ノ門金毘羅宮(港区)

虎ノ門・金刀比羅宮
虎ノ門・金刀比羅宮

〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-2-7
03-3501-9355

花園神社(新宿区)

http://www.hanazono-jinja.or.jp/mt/cms/webdir/index.html

〒160-0022
東京都新宿区新宿5-17-3
03-3209-5265

七五三の子供たち

まとめ

七五三シーズン、特に週末や祝日は神社仏閣だけでなく、その周りの御食事どころも非常に混みます。

「駐車場に入るまですごく時間がかかってしまった」
「駐車場が空いてなかった」
「食事するところの予約をしなかったため、何時間も入れるお店を探して疲れてしまった」
などという話しもよく聞きます。

お参り先が決まったら、そこまでの移動手段や、車であれば神社仏閣の駐車場だけでなくその周りのパーキングについての下調べもしましょう。

自家用車ではなくタクシーを利用するという選択肢もありですね。

御食事するところは必ず予約しておきましょう。
小さなお子様を連れて、ましてや朝早くからの疲れもあります。ウロウロなんてできませんね。

じっくり七五三のスケジュールを組んで、楽しい当日をお迎えしてください。


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